会長の挨拶

「さあ!!風を起こしてかぜにのろうよ」

 平成13年度から、中心市街地活性化など様々な事業が進む中、ワークショップなどが数多く行われはじめました。これらのワークショップを通じ、町内の若手を中心に、まちづくりの機運が高まってきました。しかし、それまでにも、まちづくりの団体はありましたが、団体間の連携がうまくいっていなかったこともあって、その力を十分に発揮することができませんでした。
 ワークショップに参加していた若手を中心に、新しいまちづくり団体をつくり、地域一体となって、「わがとこ」のことを考え、行動しようという声が高まり、「風待ち海道倶楽部」が誕生しました。
 倶楽部の会員は現在70名程度で、産官民が一体となり、いろいろな事業に取り組んでいます。
私も現在、会長として、いろいろな活動に参加させてもらっていますが、「まち・みなと・あさいち」の三部会で、島を良くするにはどうしたらいいだろうと、試行錯誤の連続です。
 そもそも当倶楽部名にある「風待ち」とは、昔、隠岐が隠岐の国(おきのくに)と呼ばれていた江戸期に、当時の日本海海運の中心だった北前船の「風を待つ」ための寄港地として栄えていたことに由来しています。また、「海道」とは海の道を通じて文化・交流の道の拠点であったことに由来しています。
そこで、当時のように島が賑わい、また、島が良くなっていくよう、そして文化の交流拠点となるようにとの想いをこめて[風待ち海道倶楽部]と命名しました。
 当時のような賑わいを取り戻すためにも「さあ!!風を起こしてかぜに乗ろうよ」
会長肖像
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